カローラツーリングには、パノラミックビューモニターの設定がありません。
リア用にカメラが取り付いているだけです。
左サイドとフロントにカメラを取り付けることにしました。
まずはフロントから。
取り付けたカメラは、こちらです。
ケンウッド製のCMOS-320です。この製品は俯瞰ビューという面白い機能があったり、
ガイド線を表示出来たりします。
取り付けた状態の写真はこちらです。
取付はかなり苦労しました。
グリルに取り付けるために下向きの角度が必要ですが、元々付属している金具を使用せず、
パテでスペーサを作製して取り付けました。
電源、映像信号の配線もかなり苦労しました。
電源はエンジンルームのヒューズボックスから取り出し、
映像信号は運転席とエンジンルームのヒューズボックス付近をつなぐ
空き配線を利用しました。
次に、左サイド。
取り付けたカメラはこちら。
キャストレードのCX-C71SFB-iです。
取り付けた状態の写真はこちらです。
左側の前方が映るようにレンズを固定しました。
このカメラの取付は、更に困難でした。
ドアミラーを取り外し、分解して、下面に穴を開け、本体を固定します。
本体から出ている配線をドアミラーからドアの内側を経由して
室内まで引っ張ってくるのですが、大変な作業でした。
フロントと左サイドのカメラ取付が完了したら、
ディスプレイオーディオの画面に表示させる必要がありますが、
標準の状態では外部映像入力がありません。
そのために別の商品が必要になります。
その商品がこちらです。
ビートソニックのCS9です。ディスプレイオーディオのハーネスの間に割り込ませて
別の映像信号を表示させます。
ただ、これだけでは1つの映像信号入力しか対応できないので、更に別の商品が必要になります。
その商品がこちらです。
このビデオセレクターを用いることで、最大3入力まで切替表示が出来るようになります。
私は、元々取り付いているリア用と、フロント用、左サイド用の3カメラを
切り替えられるようにしました。
このビデオセレクターには映像切替用のスイッチが付属しているのですが、
純正っぽいスイッチにしたいので、ディーラーからトヨタ純正のスイッチを取り寄せて
使用しています。その写真がこちらです。
左側のVIEWスイッチはビートソニックのカメラセレクターにつながっており、
ディスプレイオーディオの画面から外部映像入力画面に切り替えます。
その右隣のVIEWスイッチはビデオセレクターにつながっており、
3カメラの映像画面を切り替えが出来ます。
参考までに、各カメラのモニター写真を紹介します。
まずはリア用カメラから。
次にフロント用カメラ。
最後に左サイド用カメラ。
使用感は非常に満足です。特に左サイド用カメラは細い道のすれ違い時には重宝します。
しかし、取付するために、調査、改造なども必要になり
かなりの日数が必要になりました。正直、もう二度とやりたくない内容ですね。
トヨタ様、パノラミックビューモニターの設定をお願いします。